Calibrated{Q} MXF Import for OSX

（キャリブレイテッドQ MXFインポート Mac版）

 

■ Final Cut Pro 6 / 7 / XでMXFファイルをProRes変換せずネイティブ編集

Calibrated{Q} MXF Import for OSXは、アップルFinal Cut Pro 6 / 7 / X に対応したMXFファイルをProResに変換することなくネイティブのまま編集を可能にする、QuickTimeインポート・コンポーネント・ソフトウェアです。 ネイティブのまま編集を可能にするので、長時間のProRes変換を伴う「切り出しと転送 」を使うことはもうありません。 また他のQuickTime互換ソフトウェアとも使用可能です。 放送用ビデオカメラが使用する標準的なMXF OP1a、MXF OP-Atom形式に準拠するXDCAMやP2素材をネイティブに読み込み作業効率を改善します。また、新たにXAVCファイルにも対応しました。

■ 主な機能

  • パナソニックP2、ソニーXDCAM、池上GFCAM、アビッドDNxHDをはじめとするMXF OP1aとMXF OP-Atom準拠のMXFファイルのネイティブ読み込み
  • パナソニックP2と池上GFCAMのMXF OP-Atomファイル（映像と音声が別ファイルになっています）をQuickTimeプレイヤーでファイル構造を意識せずに再生
  • タイムコード、ピクセル・アスペクトレシオ、フレームタイプ（プログレッシブ、インターレスの奇数偶数の優先）、アパーチャのサポート

■ Premiere ProでDNxHDファイルを使用可能に

Calibrated{Q} MXF Import for OSXはアドビPremiere Pro CS5.0 / 5.5 / 6.0、アドビAfterEffects CS5.0 / 5.5 / 6.0、アドビMediaEncoder CS5.0 / 5.5 / 6.0においてアビッドDNxHD形式のファイルを他のコーデックに変換することなくネイティブのまま読み込むことを可能にします。 Calibrated Software社はアドビ・システムズ社のテクノロジーパートナーです。

■ CatDVでMXFファイルをインポート

英スクエアボックス社のCatDV単体ではMXFファイルを読み込むことはできませんので、デジタルアセットマネジメント環境としては万全ではありません。 そこでCalibrated{Q} MXF Import for OSX を追加することで標準的なMXFファイルをアセットととして認識できるようになります

■ QuickTime Player 対応

もしあなたがFinal Cut Pro を持っていなくても大丈夫です。 Calibrated{Q} MXF Import for OSXはQuickTimeプレイヤー7に対応しているので、それのみで目的のMXFファイルを再生し内容を確認することができます

■ 便利な補助ツールも提供

Calibrated{Q} MXF Import for OSXはQuickTimeインポート・コンポーネント・ソフトウェアのみではありません。 MXFファイルを取り扱う際に便利な補助ソフトウェア・ツールも提供します

  • Calibrated{Q} Import Assist

この補助ソフトウェアツールは（１）MXFファイルからQuickTime参照ファイルをバッチ生成、（２）Final Cut Pro 6 / 7に対応したファイルインポート向けXMLファイルを生成、の2つの機能を提供します。特にXMLファイルにはメタデータまたはハードドライブ上のMXFファイルのバッチ・ロック / アンロック情報を含みます

■ 対応MXFファイルフォーマット

  • パナソニック P2 MXF フォーマット
    • AVC-Intra 100/200
    • DVCPRO HD
    • DV50 = DVCPRO 50
    • DV25 = DVCPRO25

備考

  1. インポート時にビデオとオーディオが自動的に組み合わされて読み込まれるにはP2規格で定められたフォルダー構造が記事されている必要があります
  2. P2プルダウンの除去と1080i 29.97 と 480i 29.97 のタイムコード変換のためのプルダウン処理をされた素材には対応しません
  3. P2プルダウンのみ検出され、P2 XMLファイルデータの解析をスルーして除去することができます。 MXFクリップのP2 XMLが存在しない場合は、プルダウンを検出したり、削除することはできません。
  4. スパンMXFファイルの自動組み立てはサポートしていません
  5. AVC-IntraファイルはFinal Cut Pro 7 / X おいてのみサポートされます
  6. AVC-Intraファイルの再生には別途Calibrated{Q}AVC-Intra Decodeのインストールが必要です
  • ソニーXDCAMフォーマット
    • XDCAM HD（35Mbps, 25Mbps）
    • XDCAM HD 422（50Mbps）
    • XDCAM EX（備考8参照）
    • IMX
    • DV25

備考

  1. 効率よくFCPや他のアプリケーションでXDCAMファイルを操作するには、自動参照を有効にする必要があります
  2. スパンMXFファイルの自動組み立てはサポートしていません
  3. XDCAM HD422（50Mbps）のスローモーション撮影ファイル（解像度1920x540のみ）はFinal Cut Pro 7.0.3とFinal Cut Pro X（10.0.6以降）でサポートされます
  4. 付属のCalibrated{Q} Import Assistを使用することで、Final Cut Proにおいて、単にタイムコードやリール名称以外のより多くのメタデータをインポートすることが可能です
  5. IMX " AES3 " オーディオファイルをFinal Cut Proシーケンスにインポートした場合、正確に再生するためにはレンダリングが必要です
  6. IMX " AES3 " オーディオ・データはMacOSX10.7において標準装備のQuickTime Player Xで再生されません
  7. XDCAMのプロキシ・オーディオはFCPのタイムラインにおいてレンダリングが必要になった場合のみFCPの一般的なエラー表示と共に表示されます
  8. XDCAM EXファイルはソニーClip BrowserでMP4からXDCAMに変換する必要があります
  • ソニーXAVCフォーマット
    • XAVC HD（100/200）
    • XAVC 2K/3K/4K

備考

      1. Final Cut Pro 7.0.3ではXAVC HD MXFファイルにのみ対応します（1080P50と1080P59.94ファイルへの対応はBetaレベルとなります）
      2. XAVC 2K/3K/4Kファイルの編集はFinal Cut Pro Xにおいてのみ可能です
      3. XAVCファイルの再生には別途Calibrated{Q}AVC-Intra Decodeのインストールが必要です

 

  • キヤノンC300 / XF300 / XF100フォーマット
    • XDCAM HD 422（50Mbps）

備考

      1. キヤノンXDCAM HD422（50Mbps）のスローモーション撮影ファイル（解像度1920x540のみ）はFinal Cut Pro 7.0.3とFinal Cut Pro X（10.0.6以降）でサポートされます
      2. トゥルー30.0fps、30.0fps、60.00fpsのMXFファイルはすべてのアプリケーションで正常に再生できない場合があります

  

  • アビッドMediaComposer MXFファイルフォーマット
    • DNｘHD
    • AVC-Intra
    • XAVC
    • DVCPRO HD
    • DV50
    • DV25
    • IMX
    • 1-1
    • 1-1-10b
    • Meridien
    • AS-02（Betaレベル対応）

備考

  1. MediaComposerのオーディオとビデオが別になったMXFファイルは自動的に接合されず別々に開きます
  2. DNxHD / 1-1-10b / Meridienの各ファイルを開くにはアビッドQuickTimeコーデックのインストールが必要です
  3. Final Cut Proにおいて、読み込まれるメタデータはタイムコードとリール番号のみとなります
  4. IMX " AES3 " オーディオファイルをFinal Cut Proシーケンスにインポートした場合、正確に再生するためにはレンダリングが必要です
  5. IMX " AES3 " オーディオ・データはMacOSX10.7において標準装備のQuickTime Player Xで再生されません
  6. AVC-IntraファイルはFinal Cut Pro 7 / X おいてのみサポートされます
  7. ARRI ALEXA、ブラックマジックデザインHyper Deckなどの機器で収録されたDNxHDファイルのサポートは現状ベータレベルです
  8. タイムコードトラックなしでキャプチャまたは作成された場合のDNxHDファイルは、タイムコードを生成するときにしたときに'00:00:00:00（NDF場合29.97fpsまたは59.94fps）に設定されファイルに埋め込まれていた場合、（a）MXFファイルはUUID ReelNameを持っている、（b）オーディオのみMXFファイルが適切なビデオフレームレートで識別する、検出基準によって判断された結果によります。 関連するすべてのビデオフレームレートなしの音声のみのMXFファイルは、それらに関連付けられているタイムコードトラックを持つことはできませんのでご了承ください
  9. ＜重要＞ DNxHD のRGB SMPTE (16-235) または RGB Full (0-255)のカラースペースの設定はユーザーガイドを参照ください
  • 池上通信機 GFCAMファイルフォーマット
    • Iフレーム MPEG2 100Mbps 1080 / 720
    • Long-GOP MPEG2 50Mbps 1080 / 720
    • Iフレーム MPEG2 50 / 40 / 30Mbps SD（IMX互換フォーマット）

備考

  1. 効率よくFCPや他のアプリケーションでGFCAMファイルを操作するには、自動参照を有効にする必要があります
  2. スパンMXFファイルの自動組み立てはサポートしていません
  3. 付属のCalibrated{Q} Import Assistを使用することで、Final Cut Proにおいて、単にタイムコードやリール名称以外のより多くのメタデータをインポートすることが可能です
  4. IMX " AES3 " オーディオファイルをFinal Cut Proシーケンスにインポートした場合、正確に再生するためにはレンダリングが必要です
  5. IMX " AES3 " オーディオ・データはMacOSX10.7において標準装備のQuickTime Player Xで再生されません

■ 推奨使用環境

  • 最新バージョン：ver.3.3.0（2017年3月29日現在）
  • 対応マシン ： インテルCPUを採用したアップルMacコンピュータ（Core2Duo以上のCPU、デュアルCPUを強く推奨）
  • 対応OS ： MacOSX 10.6.8(Snow Leopard)、10.7.5(Lion)、10,8(MountainLion)、10.9.4(Mavericks)、10.10(Yosemite)、10.11(ElCapitan)、10.12(Sierra)
  • QuickTime 7.6.6以降必須
  • アビッドMediaComposer MXFファイルフォーマットを読む場合はアビッドQuickTimeコーデック必須

■ 対応ソフトウェア

  • アップル Final Cut Pro 6.0.6、Final Cut Pro 7.0.3、Final Cut Pro X 10.0.6以降
  • アップル Final Cut Studio、Final Cut Studio 2
  • アドビ Premiere Pro CS5.0.3 / 5.5 / 6.0
  • アドビ After Effects CS5.0.3 / 5.5 / 6.0
  • アドビ Media Encoder CS5.0.3/ 5.5 / 6.0
  • スクエアボックス CatDV9.0.6以降
  • その他のQuickTime Importer 対応アプリケーション

 

＊ ご注文の前に必ずデモ版にて機能が得られるかの確認をお願いします。 デモ版は随時配布しておりますのでお気軽にご要請ください