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Calibrated AVC-Intra Create

(キャリブレイテッド AVCイントラ クリエイト Mac / Windows版)

 

■ パナソニックAVC-Intra QuickTime .MOVファイルをエンコード

Calibrated AVC-Intra Create はエンコード=書き出し専用の QuickTime コーデックです。 これを使用することでパナソニックAVC-Intra MOVファイルを、QuickTime準拠の各種アプリケーションから書き出すことが可能になります。バージョン2.3.5からはソニーXAVC規格のイントラMXFファイルの書き出しにも対応。さらに幅広くご活用いただけます。

 

■ 主な機能

  • AVC-Intra MXFファイル(P2、OP1a)をQuickTime準拠の各種アプリケーションから書き出し
  • AVC-Intra QuickTime .MOV ファイルをQuickTime準拠の各種アプリケーションから書き出し
  • XAVC規格のイントラMXFファイルをQuickTime準拠の各種アプリケーションから書き出し(ver.2.3.5からの新機能)
  • XAVCは4K/QFHD/HDの各解像度の各ビットレートに対応(ver.2.3.5からの新機能)
  • SMPTE(16,235) RGB または RGBフルレンジ(0,255) とYUV間の相互変換
  • 8/10-bit YUV 4:2:2カラースペースをサポート
  • 8/16-bit RGBカラースペースをサポート
  • Final Cut Pro X の書き出し後のメタデータまたはタイムコードの変更機能に対応
  • 対応アプリケーションに書き出しプリセットパターンを装備
  • 色空間ビット深度を要求するアプリケーションでウォーターマークを使用できます

■ 10-bit YUV422 圧縮のエンコード

AVCイントラコーデック規格は、パナソニックが開発したProfessional P2製品シリーズ・カメラのための先進的な10ビットビデオ圧縮技術です
AVCイントラコーデック規格が提供する10ビットの圧縮を利用するにはCalibrated AVC-Intra Create をお使いのノンリニアビデオ編集システム環境に追加するだけです。

■ MXF構造を完全対応

出力可能なAVC-IntraとXAVCファイルは各規格が策定したフォルダ構造とデータ構造を維持しファイルを出力します。このため出力されたファイルは各規格のカメラやデッキで記録されたファイルと同様の構造とメタデータエリアを持ち合わせますので、各規格に対応した様々な機器での取り扱いが可能になっています。 

■ エンコード後にメタデータを埋め込む

また、Calibrated AVC-Intra Createはユニークなエンコード済みデータへのFinal Cut Pro Xメタデータ更新機能を提供します。この機能によってエンコード後のAVC-Intra .MOVファイルにリール名称, シーンやローケーション情報、クリップメモなどの情報を追加修正ができます。 埋め込まれたメタデータはFinal Cut Pro Xでインポートされると読み取ったり確認したりできます。 さらにこの機能は、AVC-Intra .MOVファイルのタイムコードトラックから、QuickTimeタイムコード機能に対応したアプリケーションで活用できる新しいタイムコードを挿入できます

AVC-Intra MOVファイルをシェアする

Calibrated AVC-Intra Create が作成したAVC-Intra.MOVファイルを対応アプリケーションでネイティブAVC-Intraファイルとして無変換でインポートが可能です。 これによりOSの違い、アプリケーションの違いを超えた制作環境における「素材の共有」と「素材の流通」をAVC-Intra規格が司ることで、作業効率を抜本的に改善します。

(* 無変換で読むには別途Calibrated{Q} MXF Import とCalibrated{Q} AVC-Intra Decode が必要です)

■ 推奨使用環境

  • 現在のバージョン:ver.2.3.5(2016年3月16日現在)
  • Windows環境について
    • 32bitまたは64bitのWindows 7 / 8 / 8.1 / 10 、32bit または64bitのWindows VISTA  (Business、Ultimate)、Windows XP 32bit SP3
    • QuickTime 7.6.6以降必須
    • 仮想OS環境はサポートしていません
  • Mac環境について
    • インテルCPUを採用したアップルMacコンピュータ(Core2Duo以上のCPU、デュアルCPUを強く推奨)
    • MacOSX 10.6.8 (SnowLeopard)、10.7.2(Lion)、OSX 10.8.5 (MountainLion)、10.9.4(Mavericks)、OSX 10.10(Yosemite)、10.11(ElCapitan)
    • QuickTime 7.6.6以降必須
    • XAVCの出力には10.7.2(Lion)以降が必須
    • アビッドMediaComposer8.4にはOSX 10.8.5 (MountainLion)で対応
    • アドビCS6とCCにはMacOSX10.7.2(Lion)で対応
    • アドビCC2014とCC2015にはOSX 10.8.5 (MountainLion)以降で対応

備考

10ビットYUV422および16ビットRGB(A)444(4)色空間を持つファイルからのエンコードは、Calibrated AVC-Intra Createにそれらの色空間を伝えるアプリケーションに依存します。 Calibrated AVC-Intra Createアプリケーションがそれらのより高いビット深度をサポートしていない場合は、8ビットYUV422または8ビットRGB(A)444(4)を用いて符号化が行われます

■ 対応ソフトウェア

  • アップルFinal Cut Pro 7.0.3
  • アップルFinal Cut Pro X 10.1.2
  • アップルCompressor 3.5.3/4.1.2
  • アップルQuickTimePlayerPro 7.6/7.7
  • アビッドMediaComposer 5/5.5/6/7/8(AMAを使用)
  • アドビPremiere Pro CS5/5.5/6.0/CC~CC2015
  • アドビAfterEffects CS5/5.5/6.0/CC~CC2015
  • アドビMediaEncoder CS5/5.5/6.0/CC~CC2015
  • ソニーVegas Pro 10e/11Build683

* ご注文の前に必ずデモ版で動作のご確認をお願いします。