ARCHIWARE P5 Synchronize
(アーキウェア・P5シンクロナイズ)
ARCHIWARE『P5 Synchronize』(P5シンクロナイズ)は、同期したクローンデータ（レプリケーション）をつくることで、万一のデータストレージの障害発生時にも、即座にクローンによりデータの利用を続行することができる、データの可用性を高めるデータセキュリティのためのレプリケーションソフトウェアです。
■ リストア処理不要。 タイムクリティカルなデータの保全に最適
データを消失から守るためには、RAIDデータ保護とバックアップを併用することで対応できますが、万一の場合、バックアップによる対策では、データの復元に時間のかかるリストア処理が避けられません。継続的なシステムの運用のためにデータが常に利用できることが求められる場面では、バックアップされたデータのリストアに伴うダウンタイムの発生すら許されません。
P5シンクロナイズ
P5 Synchronize(P5・シンクロナイズ)は、メインのストレージのデータの更新・追加、変更、削除を監視し、別のデータストレージに同期しながら同一の複製データ(クローン)を作成し、万一メインのストレージに障害が発生しても、クローンを利用してシステムの運用を継続するフェイルオーバー運用が可能なレプリケーションソフトウェアです。
また、同期したクローンデータを保持するための複製先は、メインのストレージと同じサーバやワークステーションなどに接続された別のストレージだけでなく、SANやその他のネットワーク上のストレージも利用できます。さらにインターネットなどを経由して、世界のどこにでも複製を作れます。P5 Synchronizeには１台のリモートサーバレプリケーションに対応した「サーバエージェント」ライセンスが１ライセンス標準付属します。
P5 Synchronizeは運用するストレージ容量は「無制限」です。管理するストレージ容量が増えても追加のストレージ管理ライセンスは一切不要です。
可用性
データセキュリティを高める可用性
追加・更新されたファイルを検知して、別のデータストレージに対して同期複製(クローン)を生成、維持します。これにより運用中のシステムの継続的なデータプロテクションを提供し、データロスによる被害を回避します。
フェイルオーバークローンでダウンタイムを最小化。継続運用を実現
Disk to Diskで同期したデータはリストア作業でデータ復旧することなく、すぐデータアクセスすることができます。『P5・シンクロナイズ』は、更新・変更などのファ イルの動きを監視して、自動的にコピーします。間断なくデータは別のデータストレージに同期・複製され、バックアップやアーカイブよりもデータロスの機会を低減します。メインのストレージから同期されたファイルは、時間のかかるリストア処理を待つことなく、即座に利用可能です。システムの障害が発生しても、直ちに複製されたクローンを利用して運用を続行することができます。
Webブラウザからの簡単な設定で、自動実行
直感的でわかりやすいWebブラウザベースのユーザーインターフェイスを採用。数分のうちにクローン・同期の設定が完了し、面倒なバックアップツールの煩雑さを解消します。
Xsanボリュームの同期クローン
データ保護手段のないXsanに、フェイルオーバークローンにより、強力なリアルタイムのデータ保護手段を提供します。Xsan、およびXsan 2.2以降のファイルシステムイベントに対応し、SANの帯域を活かした高パフォーマンスの同期複製を実現します。 [PresSTOREを使ったXSanのセキュリティ補完]
バージョン・重複除外
強力・柔軟なフィルタリング
『P5 Synchronize』(プレスストア・シンクロナイズ)のフィルタ機能は、たとえばすべてのmp3ファイルを除外するといったように、不要なファイル形式を除外することができます。
重複ファイル除去機能でストレージ容量を節約（De-Duplication)
同一のファイルは、重複コピーではなくリンクによって再現されます。スナップショットとハードリンクにより、ストレージの容量を有効に利用します。
ファイルのバージョン保管（Version/Cycle 機能）
『P5 Synchronize』(P5・シンクロナイズ)は複数のバージョンにわたってファイルを保管します。クローンされた最新のデータ以外に、変更される前のバージョンのファイルも利用できます。さらにファイルシステム全体のスナップショットで、高い可用性を維持します。
追加・更新されたファイルのみを複製するアップデートモード
アップデートモードでは、新たに追加されたり、変更が加えられたファイルのみを複製することで、ディスクスペースとネットワークのトラフィックの負荷を軽減します。
データ配布・DR・クラウド対応
世界中どこにでもデータを分配・配信
同期複製先は、同じローカルネットワーク上のストレージだけにとどまりません。インターネット越しに任意のデータを世界のどこにでも自動的にデータを配布複製することができます。データセットのクローンを協業先パートナーや、支店などの離れた拠点にも簡単に配布することができます。
データマイグレーション
高速な同期複製機能は、データを別のシステムに移すデータマイグレーションにも応用できます。異なるオペレーションシステム、プラットフォーム間のデータ移行もでき、同期複製した後に、自動的に移行元から削除させる設定も可能です。
クラウド対応
Archiwareが配布するクラウドアダプタ「WingFS」で各種クラウドサービスに接続し、クラウドにデータを同期することができます。
