Archiware Pure マニュアル
■ 1 はじめに
● 1.1 本マニュアルについて
このマニュアルは、仮想マシンバックアップソフトウェア『Archiware Pure』のインストールおよび設定手順について、代表的な運用環境下での実例を交えて解説しています。本マニュアルはドイツArchiware GmbH社の英文マニュアルをもとに株式会社シナジーが翻訳したものです。
● 1.2 本マニュアルの対象
このマニュアルはArchiware Pureの導入・管理を行うシステム管理者およびArchiware Pureをデータ保護システムとして使用するユーザーを対象としています。
● 1.3 ソフトウェアの表記について
Archiware Pureは仮想マシンおよび仮想マシンのバーチャルディスクに保存されたデータとともにバックアップすることでデータを保護するソフトウェアです。データ復旧も仮想マシン単位または仮想マシンおよびバーチャルディスク内のファイル単位で簡単に復元可能です。データは仮想システムが保存されている保存領域とは別のストレージにバックアップデータとして保存することで、さらなるセキュリティとデータ保護の向上を期待できます。Archiware Pureは仮想化システム上で動作するバーチャルアプライアンスとして動作し、仮想化システム上で動作する他の各仮想マシンとそのデータを保護します。仮想アプライアンスとして動作することで、いつでも容易に入れ替えられるようにつくられています。仮想化システムで不具合が発生した場合は、新規Archiware Pureインスタンスを導入することができます。障害が発生するまで使っていたバックアップストレージや既存の仮想マシンをインポートするだけで運用が続行できます。
● 1.4 ソフトウェアライセンス
Archiware Pureは90日間試用評価いただけます。試用期間後は正規ライセンスを導入しなければなりません。
● 1.5 ライセンス登録
Archiware PureソフトウェアをArchiware社のウェブサイトから登録いただけます。ウェブサイト上で入力フォームに必要事項を正しく入力するとライセンスを有効化するためのアクティベーションキーが発効されます。このアクティベーションキーを使ってライセンスを有効にします。詳細については5.3.2を参照ください。
● 1.6 技術サポート
問い合わせ先、ソフトウェアのアップデート、技術情報、最新のサポートプログラムおよびオプションについてはArchiware社のウェブサイトを参照ください。