EIZOKO

アーカイブアプライアンス

シナジー 「EIZOKO」(えいぞうこ)は、NASストレージサーバーに、メディアアセット管理機能を備えた「Archiware P5 Archive」を統合したLTOドライブ搭載のアーカイブシステムです。

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Archiware P5をストレージOSに統合し、あらゆるメディアデータをLTOで保管・管理。映像制作にまつわる、台本や香盤表のワードやPDF形式のドキュメントから予算管理のエクセルデータなど、映像データ以外のあらゆるデジタルデータもLTOへアーカイブします。

映像・音声・静止画などのデジタルメディアデータは、アーカイブ時にプレビュー用のプロキシ動画が生成され、メタデータとともに強力なアーカイブインデックスが構成されます。

動画と静止画による素材データはアーカイブ後のプレビュー用に使用するプロキシムービーの生成、メタデータ管理機能を備え、デジタルコンテンツを再利用を前提としたデジタルコンテンツデータの資産価値を高めます。

■ プロキシ動画・サムネイル生成、MAM機能搭載

「EIZOKO」は、アーカイブ候補のデータをLTOにアーカイブする際に、プロキシムービーやサムネイルを生成。インデックスデータはサーバーであるEIZOKO本体内に保持され、LTOテープを保管棚に移しても、アーカイブされた動画データをプロキシムービーで参照したり、メタデータで再利用したいコンテンツデータをすばやく特定することができます。

■ 10GbE端子を2ポート標準装備

RJ45形状の端子は最大10ギガビットのイーサネットに対応。もちろん一般的なギガビット・イーサネットとも互換性があり(この場合1ギガビットによる接続速度となります)、特別なケーブルは不要です。また、MIDONAS OS有償での内蔵ハブ機能の設定も可能です。将来の帯域制限やスイッチ機能の内蔵も予定しています。

■ P5 Archive 採用   LTOテープへの自動アーカイブ

内蔵するNASボリューム内に作成できる任意のフォルダをターゲットにした「ウォッチ・フォルダ」機能で、アーカイブしたいデータをフォルダにコピーするだけで自動的にLTOテープへアーカイブされます。

■ NAS機能内蔵 & クロスプラットフォーム対応

映像編集用共有ストレージとして実績の高いBSDベースのMIDONAS OSをアーカイブアプライアンスにカスタマイズして採用。クロスプラットフォームでの運用を前提としたP5を採用し、接続できるコンピュータのOSは問いません。また、MacOSX、Windows、Linuxと御使用のマシンを一般的なイーサネットケーブルで接続が可能です。 自己修復機能、高速なスナップショットなど豊富な機能を備える、より信頼性の高い強固な次世代ファイルシステム「ZFS」を採用。NASストレージ部は標準でRAID-Z1 (RAID 5相当の冗長性)で設定されます。

■ P5 Archiveを採用

アーカイブシステムには、データマネジメント、データセキュリティシステムとして定評のあるArchiware社のP5 Archiveを採用。メディアコンテンツデータの保護に高い実績を持ち、各社MAMシステムとの連携・統合も可能なP5は、クライアントからNASに対する通常のネットワークプロトコルに由来する問題を回避するP5プロトコルや、自動アーカイブ、カスタマイズの柔軟性など非常に強力で拡張性に富んだアーカイブソフトウェアです。

■ 国内開発・生産  国内スタッフによるサポート

EIZOKOはLTOドライブとNASストレージに最適な放熱と連続運用を考慮した設計の専用筐体に信頼性の高いPCサーバーコンポーネントを採用したストレージサーバーです。構成部品単位でのアップグレード、補修にもすばやく対応します。もちろん輸入製品と異なり、日本時間で日本国内スタッフによるサポートを実施しています。
専用設計のエンクロージャにより、コンパクトな4RUハーフラックサイズを実現。オプションで専用ラックマウントブラケットも用意しています。

▼ 4RUハーフラックサイズ (オプションにて専用ラックマウントブラケットあり) ▼ 寸法・重量 : 幅207mm 高さ170mm 奥行き410mm/重量約12Kg ▼ ハードディスク容量 : 12TB〜72TB ▼ RAIDプロテクション : RAID-Z1 (RAID 5相当) ▼ ファイルシステム : ZFS ▼ 電源仕様 : 100〜240VAC 80PLUS 250W電源(x1) ▼ イーサネットポート : RJ45 10GBASE-T / 2ポート ▼ 保証期間 : 1年間 センドバック修理保証 ▼