Windowsで動作するP5でネットワークドライブをSysinternals tool psexecでマウントしてバックアップする方法

 
(原文 : Archiware KB 「How to back up a network drive on Windows」より)

Windowsで動作中の P5環境では、通常の状態のままではSMB、SambaまたはCIFS経由のネットワークドライブがP5では表示されません。

P5はサービスとして動作していることが原因です。ネットワークドライブはユーザープロセスのコンテクストメニューとしてプロセスではマウントされていますが、P5サービスには見えません。

P5でこれらのネットワークドライブを参照できるようにするには、ローカルシステムアカウントのコンテクストにマウントされる必要があります。マイクロソフトから提供されている「Sysinternals tool psexec」をインストールして解決することができます。

次のURLから「Sysinternals tool psexec」をダウンロードします。 http://technet.microsoft.com/en-us/sysinternals/bb897553

管理者権限でcmd.exeを実行します。
([windows key] + [R]、スタートメニューに cmd と入力して [Ctrl]+[Shift]+[Enter])

シェルにて次を実行します。
psexec -i -s net use s: \\server\share /persistent:yes

実行することでドライブを環境のルートにマウントし、P5で扱えるようになります。
※本記事の内容はWindowsプラットフォームのみが対象です。また、ネットワークプロトコル経由でのマウントよりも安定した「P5クライアントプロトコル」での利用をおすすめしていますので、そちらも検討ください。