Archiware P5 Archive

データを整理し、将来の再利用に備える長期アーカイブ
Archiware P5 Archiveは、は将来のデータ再利用を目的にデータセットを長期保存するクロスプラットフォームのアーカイブソフトウェアです。
使用頻度の低くなった映像素材、完成プロジェクト、業務データを、制作ストレージからディスク、LTOテープ、クラウドストレージへ移行するアーカイブソフトウェアです。
ディスクやテープメディアへのデータ保存のほか、アーカイブのテープセットを複数記録してのオフサイト保管(テープボールト)にも対応します。メディアアセット管理機能を備え、キーワード検索と、サムネイル・低解像度ムービーのプレビューをつかって、アーカイブされたコンテンツを検索しすばやく探しだすことができます。
大容量のデータを長期保管用ストレージへ移すことで、高価な制作ストレージの空き容量を確保しながら、必要なデータを検索して再利用できる環境を構築します。
制作ストレージの容量を効率よく運用
映像制作や放送、メディア業務では、案件の完了後も素材やプロジェクトデータを長期間保管する必要があります。
P5 Archiveを利用して完了データをアーカイブストレージへ移行することで、オンラインストレージを進行中の案件に集中して使用できます。保管対象は、ファイル名、更新日、容量などの条件を設定し、運用ルールに沿って選択できます。
P5 Archiveの主な特長
ディスク、LTO、クラウドへ長期保管
アーカイブ先には、ディスクストレージ、LTO/LTFSテープ、各種クラウドストレージを利用できます。
データ量、保管期間、復元頻度、運用コストに応じて保存先を選択でき、複数のストレージを組み合わせた構成にも対応します。
サムネイルとプロキシによる素材検索
アーカイブ時にサムネイル画像や低解像度のプロキシ映像を作成できます。
元の映像データをオンラインストレージへ戻さなくても内容を確認でき、キーワード、ファイル情報、任意のメタデータを使って必要な素材を検索できます。
LTOテープによる大容量・長期保管
単体のLTOドライブから複数ドライブを備えたテープライブラリまで、幅広いLTOシステムに対応します。
アーカイブテープを複製して別拠点へ保管することで、災害や設備障害に備えたオフサイト保管も構成できます。LTOドライブによるAES 256ビットのハードウェア暗号化にも対応します。
増分アーカイブと自動化
初回のアーカイブ後は、新規作成または変更されたファイルだけを追加する増分アーカイブを利用できます。
フォルダーの監視やファイルフィルターを設定し、一定期間を経過したデータを定期的にアーカイブするなど、運用に合わせた自動化が可能です。
異なる環境からデータを復元
macOS、Windows、Linuxのほか、QNAP、Synology、TrueNASなどの環境に対応します。
P5のアーカイブデータはプラットフォームに依存しにくい形式で管理されるため、保存時とは異なるOSやストレージ環境への復元にも対応できます。
映像制作に適したアーカイブ管理
P5 Archiveは、映像・音声・静止画などのメディアデータを扱うための基本的なアセット管理機能を備えています。
サムネイル、プロキシ、キーワード、任意のメタデータを利用して、過去の素材を視覚的に確認できます。保管したデータを単に残すだけでなく、再編集、再放送、別媒体への展開など、将来の再利用につなげます。
EDL、OTIO、FCPXML、ALEなどのプロジェクト情報を読み込み、参照されているメディアファイルをまとめて検索・復元するプロジェクトリストアにも対応しています。
主な利用例
完了した制作案件の長期保管
完成した番組、映像作品、広告、イベント収録などのプロジェクトを、オンラインストレージからLTOやクラウドへ移行します。
過去素材の検索と再利用
サムネイルやプロキシを確認しながら、過去の映像素材を検索します。必要な素材だけを選択して制作環境へ復元できます。
LTOテープのオフサイト保管
同じアーカイブデータを複数のテープへ記録し、1組を別拠点や保管庫へ移します。設備障害や災害に備えた保管体制を構築できます。
クラウドを利用したアーカイブ
オンプレミスにLTO設備を設置しない構成や、LTOとクラウドを組み合わせた複数媒体での保管にも対応します。
P5 Backupとの違い
P5 Backupは、稼働中のサーバーやストレージを障害、誤操作、データ破損から保護し、以前の状態へ復旧するためのバックアップモジュールです。
P5 Archiveは、利用頻度の低くなったデータを本番ストレージから移し、長期保管と将来の検索・再利用を行うためのモジュールです。
両者を組み合わせることで、進行中のデータはP5 Backupで保護し、完了したデータはP5 Archiveで長期保管する、データのライフサイクルに沿った運用を構築できます。
