Archiware P5 Synchronize

Archiware P5 Synchronize

重要なデータを複製し、障害時もすぐに利用できる状態へ

Archiware P5 Synchronizeは、サーバー、NAS、SAN、クラウドストレージなどの間でデータを複製する、Archiware P5のレプリケーションモジュールです。

新規作成・更新されたファイルを検出して複製先へ同期し、本番ストレージと同じデータを別のストレージや拠点に保持します。複製したデータは通常のファイルとしてすぐに参照できるため、障害発生時にバックアップからの復元を待たず、複製先を使った業務継続環境を構成できます。


P5 Synchronizeの主な特長

復元を必要としないデータ複製

複製先には実際のファイルシステムとしてデータが保存されます。ファイルサーバーやストレージに障害が発生した場合も、複製先のデータへすぐにアクセスでき、復旧時間の短縮につながります。

ストレージやOSに依存しにくい柔軟な構成

macOS、Windows、Linuxのほか、QNAP、Synology、TrueNASなどのNAS環境に対応します。

異なるメーカーやOSのストレージ間でも複製できるため、既存設備を活用した冗長化、拠点間レプリケーション、ストレージ更新時のデータ移行にも利用できます。

変更されたデータだけを効率よく同期

初回複製後は、新規作成または変更されたファイルを中心に転送します。複数ファイルの並列転送、ファイルフィルター、スケジュールごとの帯域制御にも対応し、業務時間中は通信量を抑え、夜間に高速転送するといった運用が可能です。

世代・スナップショットを保持

最新の複製データだけでなく、複数の同期サイクルやファイルバージョンを保持できます。

ZFSやBtrfsなどの対応ファイルシステムでは、スナップショットを利用して、容量消費を抑えながら複数時点のデータを維持できます。

拠点間・クラウドへのデータ複製

社内の別ストレージ、遠隔拠点、P5クライアント間に加え、S3互換オブジェクトストレージとの同期にも対応します。

オンプレミスの制作ストレージをクラウドへ複製する構成や、クラウド上のデータを自社ストレージへ回収する構成など、目的に応じたデータ配置が可能です。


主な利用例

本番ストレージの冗長化

制作・業務用のメインストレージから、同一拠点内の待機ストレージへデータを複製します。メインストレージに障害が発生した場合も、待機側のデータを利用して業務再開を早められます。

遠隔拠点への災害対策

本社や制作拠点のデータを、別拠点のストレージへ定期的に複製します。同一施設内の障害だけでなく、災害や設備停止を想定したオフサイト保護を構成できます。

制作チーム・拠点間のデータ共有

映像素材やプロジェクトデータを、支社、編集拠点、協力会社などへ自動配布できます。定期的な手作業によるコピーを減らし、各拠点に必要なデータを配置します。

ストレージ更新・データ移行

旧ストレージから新ストレージへデータを複製し、切り替え直前に差分を再同期することで、移行時の停止時間を抑えます。異なるOSやストレージ製品間の移行にも活用できます。


P5 Backupとの組み合わせ

P5 Synchronizeは、すぐに利用できるデータ複製を作成し、システムの可用性を高めるためのモジュールです。

一方、誤削除やデータ改変への備え、より長期間の世代管理、LTOテープへの保管には、P5 BackupまたはP5 Archiveが適しています。

P5 Synchronizeで本番データをディスクへ複製し、P5 Backupで複製データをLTOテープへ保存することで、高速な業務復旧と長期的なデータ保護を組み合わせたDisk-to-Disk-to-Tape構成も実現できます。


容量の増加にも対応しやすいライセンス

P5 Synchronizeは同期対象となるストレージ容量に制限を設けないライセンス体系です。データ量やストレージ容量が増加しても、同期容量を理由とした追加ライセンスは必要ありません。

接続するクライアントやシステム構成によって必要なライセンスが異なるため、導入環境に合わせて構成を確認します。


ARCHIWARE P5 Synchronize

(アーキウェア・P5シンクロナイズ)

ARCHIWARE『P5 Synchronize』(P5シンクロナイズ)は、同期したクローンデータ(レプリケーション)をつくることで、万一のデータストレージの障害発生時にも、即座にクローンによりデータの利用を続行することができる、データの可用性を高めるデータセキュリティのためのレプリケーションソフトウェアです。

リストア処理不要。 タイムクリティカルなデータの保全に最適

データを消失から守るためには、RAIDデータ保護とバックアップを併用することで対応できますが、万一の場合、バックアップによる対策では、データの復元に時間のかかるリストア処理が避けられません。継続的なシステムの運用のためにデータが常に利用できることが求められる場面では、バックアップされたデータのリストアに伴うダウンタイムの発生すら許されません。

P5 Synchronize(P5・シンクロナイズ)は、メインのストレージのデータの更新・追加、変更、削除を監視し、別のデータストレージに同期しながら同一の複製データ(クローン)を作成し、万一メインのストレージに障害が発生しても、クローンを利用してシステムの運用を継続するフェイルオーバー運用が可能なレプリケーションソフトウェアです。

また、同期したクローンデータを保持するための複製先は、メインのストレージと同じサーバやワークステーションなどに接続された別のストレージだけでなく、SANやその他のネットワーク上のストレージも利用できます。さらにインターネットなどを経由して、世界のどこにでも複製を作れます。P5 Synchronizeには1台のリモートサーバレプリケーションに対応した「サーバエージェント」ライセンスが1ライセンス標準付属します。

P5 Synchronizeは運用するストレージ容量は「無制限」です。管理するストレージ容量が増えても追加のストレージ管理ライセンスは一切不要です。