8章1.3 「リストア」ボタン


「リストア」をクリックすると、リストアターゲットへの詳細な設定項目をリストアオプションで指定できます。ポップアップウィンドウで詳細なリストア時のプロセスを設定できます。

p5restorebottun

リストア (Restore Location) … ここでリストア先を指定します。

クライアントへのリストア (Restore to client) … データの出力先となるクライアントを選択します。

リストア移動先ディレクトリ (Relocate to directory ) …チェックすることで復元されたファイルの復元先を指定できます。リストア対象となるフォルダのサブディレクトリは自動的にこの復元先ディレクトリの下に生成されます。ディレクトリやクライアントの変更はユーザー設定で認可されてる必要があります。※詳しくは6章12「P5クライアント」および6章16「ユーザー設定」を参照ください。


衝突の解決法 (Conflict Resolution:)

ファイルのリストア先にリストアしようとするファイルと同名のファイルが存在する場合、以下の対処法の中から選択できます:

 »復元されるファイルが既存のファイルよりも新しい場合、上書き保存する: … P5はリストアするファイルの方が新しい場合のみ上書き保存します。

 »既存のファイルに対して復元するファイルで上書き保存をする: … P5はどんな場合でもファイルの上書き保存をします。

 »'_R' をファイル名に追加し保存する: … 同名のファイルが存在した場合、リストアしたファイルの頭に'_R'が付きます。 例: ファイル名.tifは_R.tifに書き換えられます。

»リストアファイルを保存しない: … 同名のファイルが既に存在する場合、ファイルをリストアしません。(復元されるファイルを破棄します) 実際にリストアが実施される前に、リストアに必要なボリュームがリストアを正常に完了するために準備ができているかについて通知されます。

オンライン状態のライブラリに、リストアに必要なすべてのボリュームが揃っている場合は、P5は自動的にボリュームの交換を自動的に行います。ボリュームが欠落または検出されない場合には、テープなどのボリュームが検出され有効になるまでリストアは中断し、必要なボリュームの要求を通知します。


”スタート”をクリックすると続行します。
リストアを監視するには、トップメニューの”ジョブ/ログ”から”ジョブモニター”を選択します。※詳しくは6章11.1「ジョブモニター」を参照ください。

8.1.4 インデックスオプション

P5は保存するすべてのファイルをスナップショットで保持します。各スナップショットは、保存されたホストから特定の時点で見えていた状態を保持しています。
各バックアップジョブは新たなスナップショットを生成します。すべての変更されていないファイルと新たに追加されたり更新されたファイルを追加します。

デフォルトでは、P5は常に直近のスナップショットをリストア候補として表示します。

直近のスナップショット以前の古いファイルをリストアする場合、「インデックス」から古いスナップショットを選択します。

「オプション」でサブウィンドウを開いて、特定の古いスナップショットを選びます。


サブウィンドウの内の「プール」はリストア元となるメディアプールを選択できます。例えば、バックアッププランが複数の同名ファイルやフォルダーをテープに保存されているプランの場合、”プール”を選択することでバックアップ元となるテープ群を指定する事ができます。この場合さらにリストアエリアで指定可能なスナップショット数を絞り込むことができます。インデックススナップショットは、以前既にテープに保存されていてファイルに変更が加わって無い場合、保存されていないファイルのスナップショットも参照する可能性があります。このため、リストアの最中にスナップショットが撮られる前のテープを開くことができます。

 

p5restoreindex

 


8.1.5 「バージョン」ボタン

「バージョン」ボタンを押すと保存されているファイルの全てのバージョンを表示します。バージョンは存在するすべてのスナップショットで表示されます。
インデックスオプションのメディアプールの指定で、バージョン数を絞り込むことができます。”バージョン”ボタンは特定のファイルのバージョンを選択する目的で使用されます。以前の状態のフォルダーツリーを選択したい場合には、対応した正しいスナップショットを選択します。