Archiware P5.1のアップグレードに関するFAQ
2014.2.11
重要な情報
P4で保存されたファイルはP5を通じてリストアが可能ですが、検索機能にいくつかの制約があります。
P5バックアップ : P5にアップグレードした場合は、1度フルバックアップの実行が必要になります。バックアップの容量に対応したバックアップ実行時間を設定してください。
「P5 Archive」 へのアップグレードにはP4アーカイブインデックスの変換処理が必要となります。変換を行うには、各アーカイブインデックスがP5の管理セクションで変換を行う必要があります。インデックスのサイズとサーバーの処理能力によって、所要時間は数分から数時間かかることがあります。
詳細につきましてはP5アップグレードガイドをご参照ください。
下記の各OS、バージョンに対応しています。アップグレード版のソフトウェアはArchiwareウェブサイトよりダウンロードが可能です。
Mac OS X (Intel 10.5以降 10.9対応)
Windows (Server 2008R2 / 2012, Windows 7/8)
Linux (カーネル2.6.4以降 (x86) 32ビット版 または 32ビットライブラリを追加した64ビット版)
Solaris (Sparc Solaris 2.8以降, x86 Solaris 2.10以降)
P5.1へのアップグレードについて よくある質問と回答
1. P5 バージョン5.1の新機能は?
バージョン5.0に追加したバージョンです。機能は5.0と同一の機能を持っています。詳細につきましてはP5機能リストをご参照ください。
2. どのPresSTORE または Archiware P5のバージョンが直接P5.1にアップグレードできますか?
4.4.xまたは5.0.xのみが直接アップグレードが可能です。バージョン2や3などの過去のバージョンは一旦4.4.xにアップグレードしてからP5.1へのアップグレードが行えます。
3. アップグレードを無料で受けられますか?
下記の条件を満たすユーザーには無料でアップグレードが可能です。
- P4または P5を2012年4月30日以降に購入または登録したユーザー
- ソフトウェアメンテナンス特約が2013年4月30日時点で有効なユーザー
ソフトウェアメンテナンス特約の満了月日はArchiwareポータルにログインして対応するインストール先ホストIDを選んで確認することができます。
4. アップグレード費用はいくらですか?
現行のソフトウェアの標準価格の約35%です。詳細は価格表を参照ください。
5. アップグレード費用の見積を取得する方法は?
アップグレード費用の見積につきましては、販売店にお問い合わせください。
6. アップグレードを実施する前にすべきことはありますか?
- - お使いの環境がP5のシステム要件を満たしていることを確認します。
- - 必要なライセンスを保有しているかを確認します。
- - インストールディレクトリを複製し、データのバックアップを行います。
7. P5の新しいライセンスキーが必要ですか?
V4.3以降ではソフトウェアメンテナンス特約期間の期限日付がライセンスキーの一部となっています。
ソフトウェアメンテナンス期間が有効なライセンスには新たなライセンスキーは不要です。
最新のキーがない状態でインストールされているライセンスは、Archiwareポータルでライセンスの申請が必要です。
8. P5および P5.1のシステム動作要件に違いはありますか?
P5.0とP5.1のシステム動作要件は同一です。
9. 以前のバージョンにあった機能で使えなくなるものはありますか?
すべての機能はP5.0で利用が可能です。
10. アップグレードの際に技術的に高度な作業が必要になりますか?
バージョン4.4.xからのアップグレードは下記の工程で実施されます。
P4ホームフォルダの複製を取ります。
P5のインストーラは、ソフトウェアおよびその設定に対して必要なすべての変更を自動実行しますが、インデックスの変換についてのみマニュアル操作での実行が必要です。
「P5 Backup」… P5バックアップにアップグレードした後には、フルバックアップの実施が必要です。初回のフルバックアップを実行するようにスケジュールを行ってください。
「P5 Archive」… アーカイブインデックスの変換を行います。変換するには、P5の管理セクションで各アーカイブインデックスを変換します。インデックスのサイズとサーバーの処理能力に応じて、変換には数分から数時間を要することがあります。
11. クライアント、エージェントのすべても同様にP5.1にアップグレードする必要がありますか?
はい、P5は各サーバー、ワークステーションおよび仮想サーバーエージェントのすべてにインストールする必要があります。
12. 現在使っているすべての設定はアップグレード後もそのまま利用できますか?
はい。すべての設定が新たしいバージョンになっても保持されます。
13. Archiwaer P5.1にアップグレードした後からダウングレードを実施できますか?
ダウングレードは下記の制約下で実行できます。P5コンフィグレーションで行われた設定の変更は、ダウングレードした場合には利用できません。
P5でバックアップ、またはアーカイブされたファイルはダウングレードした後には利用できません。P5の形式に一度変換されたインデックスは、ダウングレードした場合に利用できません。ダウングレードが必要な場合には、バージョン4.4を再度インストールする必要があります。ダウングレードを実施したら、直近の設定を復元する必要があります。
1. 現在インストールして運用しているPresSTOREに対してのアップグレードインストールは可能ですか?
A : Archiware P5の初期リリースバージョン (バージョン5.0)ではアップグレードインストールができません。2014年に公開されたバージョン5.1でアップグレードインストール機能が追加されました。
2. アップグレードインストール機能はいつ追加される予定ですか?
A : 2014年に公開されたバージョン5.1でアップグレードインストール機能が追加されました。
3. Archiware P5.0でアップグレードインストールができない理由は?
A : Archiware P5は機能・設計共に数多くの刷新を伴ったメジャーバージョンアップリリースです。
運 用中の従来のバージョンがより円滑にアップグレードされる事を目的に、既存ユーザーのうち一定の割合でクリーンインストールが実施される必要があります。 新バージョンの品質チェックのほか、アップグレードプロセスをシンプルにすることでユーザーの技術的負担を減らし、環境が複雑化する要因を排除し、ハード ウェアとソフトウェアの整合性の問題を段階的に解決することを目的としています。
4. Archiware P5 (5.0)からバージョン5.1のアップデートは無償ですか?
A : はい。P5ユーザーは5.xへのアップデート対象です。下記のいずれかのユーザーも無償アップデートの対象となります。
・ソフトウェアメンテナンス特約が2013年4月30日で有効なユーザー
・2012年4月30日以降にベースライセンスを購入したユーザー
(P4または P5を2012年4月30日以降に購入または登録したユーザー)
ソフトウェアメンテナンス特約の満了月日はArchiwareポータルにログインして対応するインストール先ホストIDを選んで確認することができます。
5. P5を5.1にアップデートした際に、新しいライセンスキーは必要ですか?
A : いいえ。v4.3以降ではアップデートインストールの際に新しくライセンスキーの発行を受ける必要が解消されました。
6. アップグレードを実施するかわりに、Archiware P5のインストールを置き換えられますか?
アップグレードを実施せず、新しいP5の新規インストールで置き換える場合、新たなライセンスキーを事前に入手することはできますか?
A : 手続き上および技術的な理由により、既存ユーザーへの新たなライセンスキーの発行は2013年秋以降を予定しています。
7. 間違って Archiware P5にアップグレードしてしまった場合はどうすればいいですか?
A : Archiware P5を既存の環境にインストールしてしまった場合には、旧来のP4に対してP5は別途並行インストールされ、将来のv5.1に対してインデックスや設定が 継承されることになります。この場合v4.xをインストールするだけでダウングレードが可能です。