拡張属性をサポートしないファイルシステムに対してシンクロナイズを行う際、シンクジョブで以下のようなエラーが発生して失敗します。
"target cannot check ctime's: /Volumes/targetfilesystem"
ctimeは編集できません。なので、ソースファイルのctimeの情報をターゲットと確認するために、P5はctimeを拡張属性としてターゲットファイルに保存します。
拡張属性が使用できないターゲットの場合、ctimeの比較を無効化する必要があります。
シンクロナイズプランを開き、下記の設定のチェックを外してください。
拡張オプション>エキスパート>"Owner and Protection Changes(アクセス ando/of 属性変更)"
Windowsでは、ファイル属性が刷新されています: Windowsにはctimeスタンプが存在しますが、これはファイルの作成時刻を反映したものです。
ファイルの所有権やアクセス権を変更しても、タイムスタンプは更新されませんが、バックアップソフトウェアによって設定されるアーカイブ属性は変更されます。
P5では、このアーカイブビットを遵守して、ソースの属性を変更して、代替データストリーム(ADS)の同じファイルにタイムスタンプを設定します。これには2つの理由があります:
- ファイルの保存中にアーカイブビットが設定された場合のタイムギャップを克服するため
- WindowsでもUnixでも同じようにファイルを扱えるようにするため
このため、Windows上で変更されたファイルが2度保存されるという副作用が発生する可能性があります。
これは、P5が、ファイルが読み込まれる前に変更されたのか、読み込まれた後に変更されたのかを安全に判断できない場合です(ファイルの読み込みには時間間隔が必要であり、その間にアーカイブ・ビットが再びセットされる可能性があることを留意してください)。