P5スクリプトの環境変数

プレビューやジョブごとのスクリプトを作成するなど、P5内からスクリプトを起動する場合、環境変数の使用方法が標準の想定と異なることがあります:

LinuxとSolarisでは、start-serverスクリプトの呼び出し元の環境変数がコピーされますが、以下の変数が修正されます:

    LANG="en_US.UTF-8" 
    LC_TIME="C" 
    LEXXDIRは、P5ホームフォルダーに設定されます。
    LD_LIBRARY_PATHが拡張されます。

macOSでは、launch deamonでP5が呼び出されますが(start-serverを手動で呼び出した場合も同様)、以下の環境変数が変更されます:

    LANG="en_US.UTF-8" 
    LC_TIME="C" 
    DYLD_LIBRARY_PATH="/usr/local/aw/bin" 

P4 v 4.3.7から、変数DYLD_LIBRARY_PATHは、start-server呼び出しの環境の前の値を含むようになりました。
つまり、DYLD_LIBRARY_PATHは、/etc/bashrcファイルでプリセットすることができます。
なお、launch deamon制御で動作している場合は、start-server呼び出しごとに環境を制御するplistファイルが上書きされます。

Windowsの場合、P5はサービスとして呼び出され、サービスコントローラーの環境を引き継ぎます。スタート機構は、環境変数を変更しません。

P5内から呼び出されたスクリプトで環境変数に特定の値を反映させるには、スクリプト自体の冒頭で設定するのが最も簡単な方法です。