P5 Ver7のチェックサムアルゴリズム

以下はチェックサムアルゴリズムの比較です。

このテストでは、256GBのデータ(すべての128MBファイルで構成)をローカルディスクAから別のローカルディスクBに同期させました。

どちらのディスクもSSDです。使用したサーバーは、CPUが4.4GHzで動作する高速なLinuxサーバーです。
結果は以下を参照:

Checksum   Bytes   Sync duration (min:sec)
---------------------------------------
None       0       10:57
CRC32      4       10:32
XXH3-64    8        8:48
XXH3-128   16       9:18
MD5        16      26:14
SHA224     28      45:21
SHA256     32      45:03
SHA384     48      32:51
SHA512     64      33:00

XXH3は、MD5の3倍の性能を発揮し、明確な優位性を示しました。
したがって、P5 SynchronizeとP5 Archiveの両方で、MD5の代わりにXXHASHを使用することが推奨されます。