01-08 Silverstack - 「ライブラリメタデータエクスチェンジ」機能でMac間でライブラリメタデータを受け渡す

「ライブラリメタデータエクスチェンジ」機能

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図1 : 複数のSilverstackが動作するMacの間でのメタデータのやりとり

Siverstack XT版では、複数のワークステーション(Mac)間でメタデータを相互にやりとりする機能が追加されました。
たとえば、オンセット、撮影・ポスプロのワークフローごとに異なるSilverstackライブラリを利用して、各工程を通じて柔軟なワークフローに対応できます。

  • オンセット … 撮影データの安全・確実で高速なオフロード作業
  • ニアセット … メタデータの入力、追記、編集とチェック、
  • ポスプロ … 素材データの管理・配布、編集、フィニッシング、グレーディング、MAへのデータ分配

mdx02図2 : 撮影からポスプロまでのワークフローに柔軟に対応

 
ライブラリメタデータのエクスポート (受け渡し元Macからの出力)

ライブラリ全体や、フォルダ単位、ビン単位でメタデータがエクスポートできます。ライブラリパネルからエクスポート対象を選んで、エクスポートメニューから「Export>to Silverstack Library Archive (psla)…」をクリックします。

mdx03図3 : エクスポートメニューから(psla)を選択

「ライブラリエクスポートウィザード」が開き、再度エクスポート対象のライブラリフォルダを指定します。必要に応じてメタデータの内容に関する注釈などをコメント欄に記入します。

mdx04図4 : 「ライブラリエクスポートウィザード」

「Export」をクリックすると、保存先の指定画面が開きます。エクスポートが完了すると、次のライブラリメタデータ形式(.psla)ファイルに保存されます。

mdx05図5 : Silverstack ライブラリメタデータファイル (psla)

 
ライブラリメタデータのインポート (受け渡し先Macでの読込み)

他のMacなどで保存されたメタデータライブラリを受け渡し先のMacでインポートするには、エクスポート済みのファイルをダブルクリックしてインポートするか、メニューから「Import>Silverstack Library Archive (psla)…」を選んで、エクスポート済みのファイルを指定して行えます。

mdx06図6 : インポートメニュー

インポートするファイルを指定すると「ライブラリインポートウィザード」が開きます。ウィザードにはインポートされるフォルダ名、作成者、出力日、コメントが表示されます。また、新規プロジェクトとしてインポートを行うか、現在のプロジェクトに追加してインポートするか指定できます。

mdx07図7 : ライブラリインポートウィザード

ご注意 : 本機能の利用には、2ライセンス以上のライセンスキーを保持している必要があります。1ライセンスキーのみではご利用いただけません。

解説動画 (バージョン4 / 英語)