Silverstack オフロードを伴わないクリップライブラリへのインジェスト

クリップを他のストレージにコピーすることなく、Silverstackのプロジェクトライブラリ内にクリップを高速に取り込む方法があります。この方法を使うことで、実際のコピーやLTFSなどへのバックアップに先立って、プロジェクトライブラリ上で撮影データの品質チェックやメタデータ編集を事前に実施することができます。

クリップを直接ライブラリに追加するには、メインメニューから「File > Add to Library…」を選びます。
(キーボードショートカットは[⌥] + [⌘] + [O])

 file menu

ライブラリに取り込むファイルが存在するフォルダを指定すると、インジェストウィザードが開きます。

wizard

インジェストウィザードでは、インジェストを実行する前に、取り込まれるクリップが確認できます。「Add」をクリックすると、ファイルがスキャンされ、メタデータを抽出し、サムネイルが生成され、各クリップの参照情報がプロジェクトライブラリに作成されます。サムネイル生成が完了すると、ライブラリからクリップを参照できるようになります。

 

● クリップのドラッグ&ドロップ

メニューからウィザード経由でクリップをライブラリに取り込む方法のほかに、クリップが入ったフォルダをSilverstackアプリケーションドックアイコンまたはSilverstack Libraryフォルダに直接ドラッグ&ドロップすることでもインジェストできます。

ドラッグ&ドロップをすると、ドラッグ&ドロップ操作をした際の処理を指定する画面が表示されます。

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この記事で解説しているように、クリップを登録したいだけの場合は、「Open Add to Library Wizard」を選びます。
ドラッグドロップの際に、コピーを伴う通常のオフロードウィザードを開きたい場合は「Open Offload Wizard」を選びます。

「Don’t show this message again」(今後このメッセージを表示しない)にチェックしない場合、ドラッグドロップ操作の度に確認画面が開きます。