5.4 P5 バックアップ・トゥ・ゴー・ファーストステップガイド

P5 Backup2Go(バックアップ・トゥ・ゴー)はワークステーション端末のバックアップに特化した、簡単にバックアップ・トゥ・ディスクを利用できるP5のモジュールです。


5.4.1 Backup2Goサーバーの設定

画面上部のトップメニューから「Backup2Go」を選びます。

Backup2Goサーバーを用意するには、画面左のサイドバーから「ワークステーショングループ」を選びメインウィンドウの「Generic Template」をダブルクリックします。

 

p52gobackupsetting

 

サーバーに追加登録されたそれぞれの新しいワークステーションについては、新しいリソースが作成され、このテンプレートにリンクされます。このGenericテンプレートはワークステーションのバックアップに使用されるデフォルトパラメータを設定します。Genericテンプレートでデフォルトで定義されたパラメータを変更したい場合は、サーバーまたはワークステーション自体にある各ワークステーションごとのリソースを個別に設定します。テンプレートに対する以降の変更は、リンクされているワークステーションに反映されます。

「定義されたワークステーションパラメータ」(Predefined workstation parameters)では、管理者がユーザーの手によって変更されたくないバックアップのパラメータを設定することができます。

ワークステーションの設定の空白のままになっている入力欄は直接入力して設定できます。ここでの設定は以前の設定をオーバーライドして置き換え、ワークステーションでのパラメータの設定を防止します。ディレクトリの項目が空欄のままになっている場合には、デフォルトではワークステーションのローカス設定のためにサインインしているユーザーのホームディレクトリが使用されます。

「サーバーストレージオプション」では前のスナップショットの保存場所とデータ保持期間を設定します。ファイルシステムの現在の状態が無期限に保存されます。各入力欄は必須項目となっています。テンプレートで設定されていない場合、各パラメータはワークステーションで後から設定されなければなりません。

P5はソラリス上でZFS (Zetabyte File System)に対応します。その他のMac OS 10.5 以降のジャーナル対応HFS+や、Linuxの ext3 / ext4にも対応しています。ソフトおよびハードリンクがスナップショットに利用されます。OSX標準のfinderなど、通常のファイルシステムツールではディスクの正常な空き容量を表示できない場合がありますのでご注意ください。

これでBackup2Goサーバーの設定は完了です。


5.4.2  P5 バックアップ・トゥ・ゴー・ワークステーションの設定

Backup2Goによるバックアップの対象となる各ワークステーションにP5をインストールします。

ワークステーション側ではライセンスおよび細かな設定をする必要が無い以外は、サーバーの設定手順と同じです。3章「インストール」を参照ください。

インストールが完了したら、ウェブブラウザを起動して次のURLに接続します。
http://localhost:8000/workstation

 

p52goworkstation

 


「セットアップ」をクリックし、ワークステーションセットアップウィザードを起動してバックアップするワークステーションを設定します。


サーバーへの接続を設定するには、既に設定して動作しているBackup2Goサーバーのサーバー名またはIPアドレスを入力し、サーバーのユーザーネームとパスワードを入力します。

このアカウントはBackup2Goサーバーへのログインアクセスを持っている必要があります。同じサーバーアカウントが、後でデータの復元に必要になります。
「Continue」をクリックして入力を確定します。

バックアップ対象に含めるディレクトリを指定することができます。この入力欄はアドミニストレータによってオーバーライドされません。

デフォルトではワークステーションのローカル設定のためにサインインしているユーザーのホームディレクトリが入力されています。

設定する場合には、「Data to backup」のウィザードを実行してバックアップ対象とするディレクトリを設定または変更します。

「Activate backup」にチェックを入れ、変更を確認した上で「適用」をクリックします。
サーバー側のテンプレートは、ワークステーションのバックアップが実行される頻度を指定できます。

ワークステーションのバックアップはインターバル期間が切れた後に初めて実行されます。スケジュールの実行予定時刻にワークステーションがオフラインまたはスタンバイモードになっている場合には、バックアップはBackup2Goサーバーに再び接続できるようになった時点からバックアップが開始されます。

Backup2Goサーバーについてさらに詳しい情報は6章13および7章を参照ください。

 

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