6-5 LiveGrade - Cube-o-Scopeでのモデル化による可視化表示

LiveGradeは、3D LUTでの色の変化を数値モデルで可視化表示するユニークな機能を備えています。入力されたSDI信号に対するリアルタイムカラー調整の手がかりとなるように、数値上の変化を3次元モデル「Cube-o-Scope」で可視化します。これは3Dルックアップテーブル(3D-LUT) を、ソースカラーの位置と適用後の数値のそれぞれの位置をモデル化したものです。

ハイライト値をさらに緑色っぽく変更したときには、対応するすべての緑色の値が緑のコーナーに移動した状態で確認できます。 また、サチュレーションを修正した場合には、色の値が3Dキューブの中央のニュートラルな場所に移動するのが分かります。可視化された3D LUT The visualized 3D LUT は、SDI信号の次のそれぞれの色の値の変化をすべて可視化します。

  • リーガル ・ エクステンデッドレンジSDI設定 (適用されている場合)
  • ICCプロファイル (適用されている場合)
  • 現在のグレーディングモードでの色の変化

「Cube-o-Scope」(キューブオースコープ)は「RGBキューブ」と「HSVシリンダ」の2つの表示モードを備えています。各モードはセレクタボタンで切り替えられます。可視化されたモデルをドラッグ操作で回転表示しながら、あらゆる角度からルックアップテーブルを検証することができます。

cos01rgb
図1 : 3D LUTをRGBキューブにモデル化した表示

cos02hsv図2 : HSVシリンダにモデル化された表示