おかげさまで当社オリジナルのLTO7アーカイブ・アプライアンスEIZOKOは好評をいただいております。とはいえ「NASは別にしたい」、「アーカイブ機能のみのWindowsマシンを使ったターンキーは無いの?」といくつかのご要望をいただきましたのでWindows PCを使用してLTO7ドライブを内蔵したシンプルな構成のターンキーシステムを現在検討しています。

とりあえず市販のマシンを活用した検討を終えました。LTO7ドライブを5.25インチ拡張ベイに内蔵させるのですが、この拡張ベイが無かったり、あっても奥行きが短かったりとLTO7ドライブが奥まで入りきりません。各社様共に光学ドライブの奥行きを前提にされているようですね。 次に考えたのはLTO7ドライブを内蔵するのを諦めて、マシンとドライブを別にした構成です。LTO7ドライブをマシンに接続するためにはSAS接続アダプターカードを内部に追加します。このためにPCIe Gen2 8レーンの拡張スロットが必要です。しかしながらリーズナブルなマシンにはPCIe拡張スロットが1レーンと4レーンしか装備していないものが多く、結局ワークステーションクラスのマシンを使用するほかなくなるのです。

明日から4月で新しい年度に変わります。これから発表される新製品を楽しみにしつつ、導入コストを抑えるためのマシン選択にはもう少し時間がかかりそうですが取り組んでいきます。